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Always Thank you for ... 編集後書

Always thank you for... -Short ver.-

のPV製作にあたってのディレクション的な物を書いていきます。
いわゆる設計だとか、意図だとか、そういうものです。
1:57の動画ですが、それなりに詰まっています。

ただ、それなりに考えて作ってますが素人のやっていることですから、いわゆる自己満足的な物だと思ってください。




 ということで、動画を見ていただきながら進めていければと思います。
 リンク先は上記にあります。
 


 まずは、イントロ・無音部分から。

 カット構成
 黒からのフェードイン → ミク・ウェストショット → ミク・アップショット

aty100.png


 わずか4秒のみのシーンですが、様々な情報と意図を詰め込んでいます。

 ・シーンの始まりであることを意味するフェードイン
 とりあえずこれは定石的な物なんで説明は省きます。

 ・ポップガード付きマイク
 ・背景のパンチングボード
 ・深呼吸をするミク
 これらからレコーディング風景であるということ、これから始まるという緊張感(無音が効いてます)を視聴者に連想させます。連想であって確定ではありません。次のシーンとの合わせて、舞台説明の一部です。

 また人の目線は動く物だったり、人物が居るならばその人物へ、そしてその人物の表情へと自然と向きます。マイク、スタジオ背景、ミクの3つが描かれているこのカットの中で動く物であり、人物と言えばミクしか居ません。画面の構図としても中央にミクを配置しています。自然とミクへ目が向くように配置し、そして自然と表情へ注目をさせます。表情を見るとリラックスした表情で深呼吸。この深呼吸を見せたいが為の配置構成としています。
 深呼吸をしているのを見ると、思わず見ている側も無意識に深呼吸をしてしまったりしますよね。呼吸を合わせると、感情を移入しやすくなります。感情を移入してもらえたら製作側としては大勝利です。



 つづいてのシーン。

aty170.png

 スタジオ内の機材室側から見た視点です。手前の部屋と奥の部屋とが仕切られており、手前の部屋にMEIKOと機材が。奥の部屋にはマイクとミクが写っています。
 前述のシーンとこのシーンとで場所の説明だったり、録音風景という設定だったり、というのを視聴者に理解してもらう為のシーンですね。

 ぶっちゃけた話、MEIKOじゃなくても良かったのですが、他のキャラを使うよりは馴染みやすいかと思ってのキャスティングです。

 この絵における録音室側に居るミクと、機材室側にいるMEIKOの二人の位置関係があるからこそ、録音風景だというのが理解できますし、また機材室だと分かるように各スイッチ類をカメラに入れています。
 もしミクの居る部屋の方にマイクが無ければ録音室というのが理解しにくいですし、MEIKOが居る部屋側に機材が見えなければこれもまた理解しにくい物になってしまいます。

 製作している側は全体像を思い描きながら製作していますので、こういった舞台説明が無くても理解しているのですが、初めて絵(映像)を観る人にとっては全く分かりませんよね。
 こういった部分を疎かにしてしまうと、自己満足な作品となってしまいがちです。


 とりあえず舞台説明については以上なのですが、この絵における二人の位置関係に拘った部分があります。

 絵として見た時の構図としてのバランスです。


aty170sen.png


 画面の対角線を結ぶ線をひきます。(灰色の線)
 そして対角線で結ばれていない画面の角から、対角線に対して垂直に接する点が出来ます。(緑の線とピンクの円)

 このピンクの円のポイントに物が置かれると画面が安定します。若干線がずれてたりしますが、細かいことは気にしないで下さいね。

 上の絵ではピンクの円の位置にそれぞれMEIKOとミクが収まっていますので違和感を感じないとは思います。

 ですが、二人の位置関係が下の様になったらどうでしょうか?

aty170-2.png

 妙に何もない右側が気になりますね。また絵の意味としても、奥の部屋の広さが強調されているような印象を受けます。
 もちろん受け取り方は人それぞれですが、画面における配置一つで意味が変わってくるというのが理解できればいいかなと思います。


 そして、このカットの最後の意図である二人の動作について。ええ、見て頂ければ分かると思います。

 深呼吸をして準備が出来たミク → MEIKOに合図を送る → それを見てMEIKOがスイッチを入れる

 という一連の動きです。
 もっと一つ一つの動作をもっと自然に分かりやすくカメラに写しても良いのですが、他の理由があってこれ以上時間を使う訳には行かなかったので駆け足的に進めています。  


 そしてMEIKOがスイッチを入れるのに合わせ、曲が開始されるのと同時に映像の方も次の展開に備えます。
 先ほどのカットから引き続きミクとMEIKOが両名が写る構図です。このカットもMEIKOとミクの位置関係を示す物になります。
 カメラ位置はミクの居る録音室へ移動していますが、ミクが右、MEIKOが左という位置関係は変えません。変えるとすると間に別のカットを挟むことになります。理由はやってみるとわかりますが、左右の位置が一瞬で入れ替わると変身したのかというような錯覚を感じます。とにかく違和感がします。
 構図のバランスとしても上記の説明のような位置にそれぞれ配置しています。若干MEIKOが上だったかも知れません。あと、ミクの横からの姿を使いたかったというのもあります。


aty270.png


 曲のイントロが始まり、ミクが集中し始め、膝でリズムを取り始めます。

 そして、シーンを切り替えるところですがここまでで約10秒。たった10秒の割に文章量が酷いことになっています・・・。
 とりあえず今回はココらへんまでということで、次回はいつになるか分かりませんが つづく という事にしておきます。



 こんな長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。


テーマ:初音ミク - ジャンル:

2011.01.06 | | Comments(0) | ボカロ

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